当院のハイリスク妊娠・分娩の基準について
以下の基準に当てはまる方は「ハイリスク」に該当するため、当院での分娩をお受けできません。高次医療機関での分娩をお勧め致します。
- 分娩予定日の時点で40歳以上(初産の方)、または45歳以上(経産の方)
- 身長と体重(初診時)が下記の範囲外となる方。
- 開腹手術の既往がある方。
(帝王切開・子宮筋腫手術を含む。他の腹腔鏡手術や、虫垂炎・ヘルニア手術は除く。) - 大きな子宮筋腫や卵巣腫瘍がある方。
- 双子などの多胎妊娠。
- 生命または全身状態に関わるようなアレルギーのある方。
- 活動性の高い気管支喘息。(内服や吸入を常用している方など)
- 出産に影響する内科的、身体的疾患がある方。
(コントロール良好な甲状腺疾患などは除く) - 内服治療中のメンタル疾患がある方。
- 感染症キャリアの方。血栓症の既往がある方や、炎症性腸疾患の方。
- 「明らかな」妊娠高血圧症候群(150/100以上など)の既往ある方。
- 前回の出産の際に出血量1200g以上となった方。
- 過去の出産で出血量1200g以上となったことがあり、前回も600g以上の出血があった方。
- その他、これまでの妊娠・出産の際に大きな異常があった方。(常位胎盤早期剥離、前回16週以降の原因不明の胎児死亡など)
- 宗教・信条などの理由で、医学的に必要と思われる輸血・その他の処置を拒む方。
- 血液型でRh(−)の方。その他不規則抗体のある方。
- 喫煙をやめられない方。受動喫煙が激しい方。
診察にて異常が発見されたり、妊娠経過中に異常が発生する場合もありますので、その際は医師の指示にしたがってください。