院長からのメッセージ

ごあいさつ

院長 椎津敏明

当院は一般的な「産婦人科」「レディースクリニック」とは異なり、妊娠・出産を専門とした「産院」「産医院」です。ローリスクの産科に特化して、皆様の”しあわせなお産”を安全にサポートし、産後の楽しい育児につなげられるよう導くことが私達の使命です。妊娠の始まりから出産、母乳育児まで、きめ細やかに寄り添う助産師と、安全を見守る医師がしっかりと連携して、皆様ご家族とともに歩んで参ります。

当院が目指し、実践している “しあわせなお産” とは、第一に、プライバシーが守られ、ご夫婦・ご家族が安心してくつろげるお産の場を提供すること。第二に、妊娠中からご出産まで助産師が親身に寄り添い、温かく見守りつつ安産に導くこと。第三に、生まれたばかりの赤ちゃんとお母さんに、安全で温もりのあるスキンシップを充分にしていただくことです。

 「出産を通して夫婦・家族の絆が深まった気がする」、「胸にしがみついてスヤスヤと安心し切っている赤ちゃんを見てとても幸せに感じた」、「助産師さんがずっと寄り添っていてくれて、不安なくお産ができた」といったお声を多く寄せていただき、私たちも大変しあわせに感じています。

“しあわせなお産” を安全に提供しつづけること。この大切な使命を私たちに託してくださった皆様に感謝しつつ、これからも一心に精進してまいる所存です。

ドクターズファイル

マザーズ高田産医院 院長 椎津敏明

院長からの手紙

赤ちゃん

祈り
ー平成23年夏、院長執筆のコラムより



「どっどっ・どっ・・どっ・どっ・・・」
いまにも止まってしまいそうな胎児の鼓動。
必死にいきむ母。
その手をつよく握る父も、大きく息を呑みこんだきり呼吸をしない。
「がんばれっ。たのむ、なんとか無事に産まれてくれ」。

「・・・・・・・・お、ぎゃあ
おぎゃあ、おぎゃあ、おぎゃあ」
赤子の第一声とともに、張り詰めていた空気が安堵に変わる。
ついさっきまでこのお腹の中にいた産まれたてのわが子を胸に抱きしめる母。
父の目からも思わずあふれる、安堵と感激の涙。
「がんばったなぁ・・。がんばって産んでくれてありがとう。」
思いがけぬ夫の涙に、さらに喜びを深くする妻。
「がんばったね・・。生まれて来てくれて、本当にありがとう。」

誕生日・・。 なんとなく、あたりまえのように父母に祝われてきた、誕生日。
けれどもそこには、ほんとうに真剣な父母の愛と願いが、そしてその瞬間の強い思い出が詰まっていたんですね。
誕生日。それは、「母」が生まれ、「父」が生まれ、「家族の絆」が生まれた日だったのです。

母子手帳をめくると、はじめてエコーで心拍をみた感動、手が足がみえた、うごいてる、はじめて胎動を感じたおどろきと喜び、さまざまな父母の思いが書き込まれている。
手帳の記載欄ではぜんぜん足らず、付け足して貼られたページ。そこにぎっしり詰まった父母の思い、不安、そして願い。 なかでも思いの凝縮した、出産日、その一日の記録。

赤子はやがて成長し、時には道に迷って自分を見失い、自信を喪失する日もあるかも知れない。
そんなとき、母子手帳のそのページに書き込まれた父母の思いが、その子をどんなにか勇気づけることでしょう。

医学部でも産科学でも、本当の「お産」を習うことはありません。
私たちは日々、皆さんから真実の「お産」を学んでいます。
皆さんの、その子の、大切な命をまもり、その願いを受け止め、伝えるにふさわしい場となるよう、 これからも精進していきたいと思っています。

院長の紹介

院長 椎津敏明(しいづ としあき)

東京大学法学部卒業。
社会人経験ののち医師を志し、妻の実家沖縄に移住。
琉球大学医学部卒業。
内科、産婦人科、麻酔科・救急を学んだ後、横浜へ。
新横浜母と子の病院 産婦人科医長(前職)。
バースプランを大切にした「温もりあるお産」を実践。
社会人経験を生かし、患者さん目線の親身な診療が身上です。

日本産婦人科学会専門医
日本内科学会認定医
日本産科麻酔学会会員
日本東洋医学会会員
日本ソフロロジー法研究会会員
日本ラクテーション・コンサルタント協会会員
日本周産期・新生児医学会NCPRインストラクター
ACLS・ALSO(産科救急)プロバイダー

院長 椎津敏明